以前から気になっていたステンドグラス。
教会や洋館のきれいに装飾された窓ガラスを見るたびに魅了されていて、建物の窓ほどの大きなものは無理だとしても、小さな小物でいいから自分の手でつくってみたい・・・と密かに願望を抱いてました。

そんな時、友人が北鎌倉のギャラリー和さんで開催されている「おどる虫工房」さんのワークショップで素敵なアクセサリーやオブジェをつくっているのを知り、後日、そのワークショップに参加してみることにしました。


ギャラリーには先生の作品がズラリ!
ランプや鏡、小物入れなどが所狭しと飾られていて、どれもこれも欲しくなります。

・・・が、そこは我慢!
買ってしまえばあっという間に手に入りますが、とにかく自分でつくってみることが目的です。



今回は初体験でも制作可能なオーナメントに挑戦してみることにしました。
早速はじめてみます!


まずベースの形と大きさを決めます。
針金や真鍮で好みの丸型や滴型にするのですが、初めての場合はあまり小さすぎない方がつくりやすいそうなので、手のひら程の大きさの、丸に近い滴型をベースに決めました。


次はガラス選びです。
テーブルの上には色とりどりのガラスがこれでもか、という位あって、わくわくしてしまいます。


この中から好みの色や大きさのものをいくつか選ぶのですが、いろいろ悩んで時間がかかってしまいます。。。汗

3枚までは参加費用内に含まれますが、それ以上は1枚増えるごとに加算されていく仕組みです。
迷いに迷い、4枚の異なるブルー系を配置することにしました。


次の工程は、選んだガラスの周り(断面)に、銅でできたコパーテープを巻きつけていきます。

ステンドグラスはガラスの縁が銀色や黒くなっていますが、それは「はんだ」で、そのままのガラスにははんだはつきません。
このコパーテープをガラスに貼ることではんだがつき、縁取りしたり、針金やガラス同士をつけることができるのです。

ガラスの小口(厚さ)よりもテープの幅がほんの少し広く、テープの中心にガラスのカットした部分が配置されるように注意深く巻きつけていきます。

巻き終わったら、密着するようにヘラでしっかり擦ります。

今度はテープの幅がガラスよりはみ出ていた部分を、ガラス面に倒して擦りつけてやります。
はんだをつけたときに剥がれてしまうので、きちんとつけないといけないそうです。

全てのガラスに巻きつけるのに夢中で、気がつけば無言で作業してました。
これで下準備完了です。


ベースにする針金とコパーテープを巻きつけたガラスがはんだで接合しやすくなるように、フラックスという、ワセリンや松脂が入っている促進剤を筆で塗りつけます。

終わったらベースの針金に、ガラスのピースを希望の位置に仮置きします。


いよいよはんだの出番です。

まず最初に、仕上がり位置がずれないよう、針金と交わるところから止めてしまいます。
その後、コパーテープ部分に、隈なくはんだを盛っていきます。

はんだ付けするコテは、かなりの高温になるので、軍手をして作業します。
先に見本を見せてくれた先生のはんだ付けはとっても簡単そうでしたが、いざ自分がやってみると思い通りにならず。。。汗

かなりボコボコで見栄えが悪く不細工です・・・

補正しながらもどうしてもうまくいかない箇所は先生に手を入れていただき、なんとか完了!
乾いた布できれいに磨いていただき、完成しました〜!

途中四苦八苦したところもありましたが、できてみるとやっぱり可愛く見えてきます。

ワークショップをご一緒した方々も、ピアスやペンダントなどそれぞれ素敵に完成し、どれも素敵!
やっぱり手づくりっていいな♪と余韻に浸りつつ、自宅の一番良い場所?に飾ってニヤニヤしております。



ステンドグラスの魅力に目覚め、1ヶ月後には再びペンダントを作成しました。


また機会があったらつくりに行きたいなぁ。
先生の作品購入やワークショップの日程はこちら↓からご確認くださいね!

おどる虫工房
https://www.instagram.com/sg.odorumushi/

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