世界には芸術と深い関わりのある街や、落書きという概念をはるかに超えたストリートアートなど、一度は見ておきたい景色がたくさんあります。
そしてその中でもアメリカはアート文化の中心と言われ、バスキア、アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズなど多くのアーティストが挙げられます。
今回はそのアメリカで行っておきたい、ぜひ行ってみたいアートスポットをご紹介します。
カリフォルニア州
アーマンド・ハマー・ミュージアム
石油会社会長のアーマンド・ハマー氏が寄贈し、設立されました。
モネ、マネ、ゴッホ、ゴーギャン、レンブラント、セザンヌなどの作品があります。
写真撮影もOK、入場も無料だなんてうれしいですね。
ロサンゼルス現代美術館(MOCA)
コンテンポラリー・アート専門の美術館で1979年にオープンし、1983年に建築家フランク・ゲーリーが設計した「ゲフィン・コンテンポラリー」が、1988年には建築家磯崎新が設計した本館がオープンしました。
また、2000年には、「パシフィック・デザイン・センター」にの展示館をオープンしています。
現代アートシーンをリードする絵画、彫刻、写真、映像、デザインやダンス、建築関連の6,000点以上にのぼるコレクションがあります。
このウォーホルのセルフィーパズルが気になります。
1000ピースだそうです。
ほかにもアートパズルがたくさんあります!
ロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)
「LACMA(ラクマ)」の愛称で親しまれている9棟の建物からなる美術館。
アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインらの作品を展示する「ブロード現代美術館(BCAM)」や、ピカソやマティスの作品が見られる「アーマンソン・ビルディング」、貴重な国宝級美術品が収蔵されている「日本館」などがあります。
世界中から収集された美術品は25万点以上。
公式のアプリがあり、作品情報の詳細まで見れるそうなのですが、残念ながら日本ではダウンロードできないのです。
現地に訪れる際はぜひ。
ザ・ブロード
流線型のメッシュ状のファサードがとても印象的な美術館。
実業家ブロード夫妻のコレクションが展示されています。
バスキア、アンディ・ウォーホルやジャスパー・ジョーンズ、村上隆、草間彌生など現代アートコレクション約2,000点を無料で見ることができます。
サンフランシスコ近代美術館(SF MOMA)
20世紀の芸術作品だけを集めた美術館でモダン&コンテンポラリーアート専門の近代美術館として創設されました。
モダンアート以外にもヨーロッパの絵画や彫刻が展示され、マティスやクレー、ミロ、ピカソ、フリーダ・カーロ、ジャクソン・ポロック、リチャード・ディーベンコーン、マルセル・デュシャン、アンセル・アダムスなど現代美術の巨匠の作品が多数並んでいます。
建築家マリオ・ボッタが設計した建物も一見です。
※現在はコロナウィルスのために閉鎖中です。
ノートン・サイモン美術館
実業家ノートン・サイモンの8,000点のコレクション、チベット、ネパール、カンボジアなどのアジア美術、ヨーロッパ美術、モダンアート、コンテンポラリーアートを展示。
特にルネサンス期の名画、印象派と近代絵画はとても充実していて、ドガやゴッホ、ルノワール、モネ、ゴーギャンなど錚々たるアーティストの作品を見ることができます。
民芸美術工芸博物館(Craft & Folk Art Museum)
伝統工芸から最先端のクラフトアート作品を展示しています。
工芸品、民芸品に興味のある方におすすめです。
各国の伝統工芸の作家さんの展示やワークショップも行なってます。
ペンシルベニア州
フィラデルフィア美術館
ギリシア風の巨大な美術館で、1876年に設立されました。
ゴッホの『ひまわり』などの名画を含む所蔵品が30万点以上あり、アメリカとヨーロッパのアートが多く展示されています。
そして映画『ロッキー』でロッキーがトレーニングで駆け上がる階段がフィラデルフィア美術館の階段です。
映画のワンシーンを銅像にし、設置されています。